その極意はいつも「顧客目線で見る」ことだ!　

株式会社プログレスデザイン代表取締役プロデューサー 西川  隆 スーパーマーケットに限らず、視察目的の場合と、お客として見る場合とでは、見えてくる空間は全然違います。それは、店舗設計に携わるわれわれも同じです。 私自身、海外の店舗や国内の店舗などを数多く見てきました。売れているお店、売れていないお店、派手なお店、飾り気のないお店、賑やかなお店、静かなお店、それぞれ印象はまったく違います。 メディアに取り上げられた話題のお店を見に行っても、3年後には閉店しているという場合も現実にあります。     アメリカ店舗視察で学んだ６つのこと   私自身、デザイナーとして若かりし頃、何度も悔しい思いをしてきました。ただ「デザイン」といったキーワードだけを追っていたのでしょう。父にも「デザインでは飯は食え…