戻る 印刷
月刊商人舎 2014年02月

 結城義晴のホスピタリティ・オペレーション提案 


フロントエンドで際立つサービスを!

2014年02月10日

フロントエンドで際立つサービスを! 序 セルフサービスの発祥とチェックスタンド革新   小売業のセルフサービスとは、実に不思議なシステムだ。 つくづくと、そう思う。 店舗がある。入口から入ると、売場にはほとんど人がいない。通路を通って、買物しつつ、最後に集中レジにたどり着く。ここにチェックスタンドがある。店員さんがいる。チェッカーと呼ばれる。一品ずつ商品を確認して、支払いの金額を提示する。客はそれを払って、商品を携え、店を出る。 初めはこんなふうだった。 現在も、例えばドイツの小型ボックスストア「アルディ」など、こんな感じだ。 まあ、セルフサービスの原点といえるかもしれない。 1916年のアメリカ・テネシー州メンフィス。世界で初めて、クラレンス・サンダースが「PigglyWiggly」とい…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください