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月刊商人舎 2013年12月

 店舗リポート 


全日食チェーン 喜多見店

本部直営・狭小商圏の地域密着50坪小型店

2013年12月10日

チェーン組織にとって店数の増加による規模の拡大は必須の条件。加盟店のボランタリー組織である全日食も、チェーンである以上、店数の拡大無くして発展はあり得ない。 しかし、小売店舗数が100万店を割る状況の下で、店数の増加を加盟店だけに委ねたのでは、ボランタリーチェーン全日食の成長戦略は描けない。 そこで、全日食は第10次5カ年計画(2013年9月~2018年8月)の中で、チェーン拡大手法の軸足を「本部主導による出店」に移すことを決意。立地開発から資金調達、運営までを本部がコミットして、規模拡大のスピードアップを図る。 ボランタリーチェーンとフランチャイズチェーンの違いはあれど、セブン-イレブン・ジャパンも初期のころは業種店を勧誘して業態転換店(FCAタイプ)で拡大した。しかし現在はほとんどが本部主導の経営委託…




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