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月刊商人舎 2013年12月

田中彰 全日食チェーン商業協同組合連合会会長の独白

2013年12月10日

コミュニティの軸として地域商業をネットワークする 50数年全日食チェーンをやってきて、一番ありがたいと感じる言葉は「全日食は変わりませんね」といわれることです。「不易流行」といいますか、不易の部分は50年前と変わらない。その時々で掲げるテーマは変わってきましたが、1店1店を地域の状況の中で生き残らせるという基本施策は変わりません。 業種店淘汰の中で生まれた全日食チェーン 全日食チェーンがスタートしたときは、家族を中心とした経営資源の少ない26人の集まりでした。創業当時の山田清之亮社長を中心に、6つの都内のチェーンが合併してボランタリーチェーン(VC)が誕生しました。 26人の中には戦争から帰ってきた方が多かった。戦火をくぐって戦友を亡くしている方々ですから、生き残った覚悟を、商いの志や理念に変えていこう…




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