【Interviewer】結城義晴　(株)商人舎代表取締役社長 結城　総合スーパーの業態がどうなるのか。日本の流通業、チェーンストア産業にとって最大のテーマだと考えています。 アメリカではご承知のようにウォルマートのスーパーセンターが最強の業態で、ライバルのターゲットはウォルマートよりも業績がよろしい。アメリカでは総合スーパーの業績がいいのに、日本ではなぜよくないのか。素朴な疑問です。 亀井　今日は一番の課題であった衣料の改革を推進している戸井和久常務にも話してもらいます。食品も課題になってきていますが、戸井はその両方の事業部長を兼ねています。 結城　私は総合スーパーをクールに見ていまして。商業統計では1997年に総合スーパーはピークを迎えて、その後、日本中の総合スーパーがどんどん減っていき…