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月刊商人舎 2013年04月

 商人舎特選[激戦地ルポ] 


滋賀県湖南地区は全国の縮図?

強い者同士の本気のディスカウント競争の中で…

2013年04月09日

滋賀県の琵琶湖の南の平野部を湖南と呼ぶ。この湖南地区で熾烈なコモディティ・ディスカウント競争が始まっている。湖南エリアには草津市、守山市、栗東市などが属す。国道1号線が通る交通の要衝地で、京阪への交通アクセスもよく、通勤通学圏として人口が増加している。なかでも草津市は滋賀県で最も人口増加の多い地区。したがって商業施設の開発・出店が激烈。 滋賀県は平和堂のドミナントエリア。 現在、大型店のアルプラザ、ハイパーマーケット(総合スーパー)の平和堂、スーパーマーケットのフレンドマートを県内に79店展開する。近年、愛知県、京都府への進出戦略を進める。しかしその一方で、県内ドミナントの強化策をとり、大型店アルプラザの大規模改装、フレンドマートへの業態転換、さらには昨年2月、滋賀県下に8店舗を構えていた丸善を…




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