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月刊商人舎 2013年04月

 結城義晴の提言 


2013年、商売の「損得と善悪」 

増税3%とインフレ目標2%の矛盾のなかで…

2013年04月09日

「損得より先に善悪を考えよう」 商業界初代主幹・故倉本長治の『商売十訓』第1訓。 これは善悪さえ考えていれば、損得は無視してよろしいということでは、断じてない。 むしろ、商人やチェーンストアマンは、損得を考え考え抜いて、 さらに突き詰め、突き詰め抜いて、仕事を進めていくべきだが、 それでもいつも善悪を優先しなさい。 そう教えている。 2014年4月の消費税増税においても、 損得は考え抜かれ、突き詰められていなければならない。 しかしそれでも、善悪を判断し、正義を貫くことが何よりも大事だ。 1年後に迫った8%への消費税増税。 この時に商売の「損得と善悪」を全社・全店・全員の意識の中に、 正しく植え付けておきたい。 清水信次、外税方式を勝ち取る 2月23日、日本チェーンストア協会会長にして 国民生活産業・消…




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