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経営

朝川康誠「経済心理学の世界へようこそ」(48)──経済速度は光陰如箭・広州交易会の現場から(後)

2017年06月10日

前回に引き続き、広州交易会の様子を報告する。 外国人の方が内国人に比べ、入場特権があることは前回紹介したが、それでも簡便に視察がいくわけではない。この写真は、施設内移動のバスの中と外の風景だ。バスの中は朝の通勤ラッシュ状態である。 しかも乗車しきれない世界中のバイヤーが殺気立って、次のバスを待つ。そこには整列という概念は存在しない。良いでも悪いでもなく、乗れたもの勝ちの世界である。 15万人を超える入場者数に、ものすごいエネルギーを感じる。ブースは人気の多寡により人混みが分かれるが、食堂と銀行の混み具合はどうにも収拾がつかないレベル。 この広州交易会が中国随一の集客装置ということは前回紹介した。となると、ビジネスマンが望もうが望むまいが、国家発揚のチャネルとして活用されてしまう…




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