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マーケティング

関智美のマーケティング・アイ「二十四節気と現代人の生活行動」③初秋編

2015年07月10日

季節変化の基点として、古くから日本人の生活に根づいている「二十四節気」の視点で現代の生活行動を整理してみると、季節をとらえるタイミングが見えてきます。今回は「立秋」(8月8月)と「処暑(しょしょ)」(8月23日)についてみていきます。■■暦の上では秋となる「立秋」■■暦の上では立秋から秋になります。また、立秋、処暑を含めて「初秋」とされます。立秋は秋の始まりという意味ですが、実際には気温はピークに達し、暑さが厳しい時期です。しかし、立秋を過ぎた頃から気温は下降傾向になり、夜風に涼しさを感じたり、ひぐらしの声や雲の形に秋の気配が漂い始めます。都市化した暮らしの中では、立秋といっても「まだ暑いのに秋?」と思うことがありますが、昔の人は、気温の下降とともに微妙に変化する自然を感じ、季節の変わり目と感じていました。…




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