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財務

白部和孝の売場の計数の使い方Q&A[第20回]

2015年07月10日

荒利益計算の基本は、原価法です。棚卸しにより、在庫を原価でつかみ、在高原価を求めます。その在高原価から、売上原価を計算し、荒利益を求めます。ところが、原価で棚卸しをするのが難しい場合があります。取り扱う商品が多い場合です。仕入伝票や商品台帳を使って原価を調査するのに、膨大な手間がかかるからです。こうした商品は売価で棚卸しをします。売価は、商品の近くに価格表示がされているので、売価調査に手間がかかりません。そこで、売価で棚卸しをし、在高売価を調べます。そして、在高売価に、在高原価率を掛けて、在高原価を求めるのです。この方法を、売価還元法といいます。問題は、この時の在高原価率をどのようにして決めるかです。仕入原価率では、その時の仕入に左右されてしまいます。そこで、期首の在高も考慮して、(期首在…




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