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月刊商人舎 2024年04月

 新年度に向けて 


’24マイルストーン現象の読み取り方

2024年04月10日

商人舎代表取締役社長 結城義晴 2024年度が始まった。COVID-19パンデミックの発生から数えて5年目。日本では昨2023年5月8日に、新型コロナが第5類感染症に分類変更されて、コロナによる巨大な断絶「キャズム」が終わった。それから1年。 日本の商業とチェーンストア産業に確かな「節目」が訪れている。そのマイルストーンとなる現象があちこちに露出してきた。新年度はこの「節目」をどう考えるか。どう立ち向かうか。あるいは、どうマイルストーンをつくるか。全社を挙げて、認識を共有しておかねばならない。意思を一致させねばならない。    北海道は「日本のカリフォルニア」だった?!  西友が北海道と九州の店舗をすべて売却する。札幌市内の総合スーパー全9店舗はイオン北海道が170億円で取得する。九州の69店舗はイズミが事業を継承す…




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