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人材マネジメント

多様化・増加する「労務トラブル」解決法(5)

2013年08月09日

  解雇にならない退職勧奨・合意解約の進め方労使トラブルの中で、多いものの一つに「解雇」があります。会社にとっては、問題社員を何とか解雇したいが、ともすると不当解雇で訴えられることもあります。また、業績不振で整理解雇したいが、その法的手順を誤ると、トラブルに発展して、訴訟に至ってしまうこともあります。こうした労務トラブルのリスクを回避するには、労働者との雇用関係の終了にあたり、退職勧奨により、または合意により労働契約の解約を図るしかありません。 1.雇用関係の終了にはいろいろある 一般的に、雇用関係の終了形態には、大別すると、「退職」、「合意解約」、「解雇」の3つがあります。このうち、「合意解約」とは、会社側または労働者側のいずれかが、労働契約の解消を申し入れ、他方の承諾によって合意に…




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