常盤勝美の２週間ウェザーＭＤ予報[7月5週・8月1週]

■7月4週（7/18～7/24）を振り返る梅雨前線が日本付近で勢力を弱め消滅。この期間、天気図上で梅雨前線は登場していない。日本付近はオホーツク海、日本海、沖縄付近の3カ所に高気圧が点在する状態となった。九州から東海地方は、沖縄付近の高気圧(太平洋高気圧の分家)の影響下に入ったため18日(月)に梅雨明けが発表された。一方、日本海およびオホーツク海の高気圧の影響下に入っている関東以北は梅雨明けの発表が見送られた。事実これらの地方ではオホーツク海高気圧からの冷涼で湿った東風が入ることが多く、気温は低め。雲多めで時折雨の降るすっきりしない天気が続いた。ただ、大雨に発展することはなかった。天気図上では分かりにくいが、22日(金)には日本海の高気圧が実質沖縄付近の高気圧に取り込まれたため、主としてその影響下だった北陸地方…