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朝川康誠「経済心理学の世界へようこそ」(73)雌伏の龍・インドネシア ジャカルタの現場から(後編)

2019年06月24日

前編はこちら  2016ジャカルタテロと現在の治安  ジャカルタの中心地からほど近い場所から撮影した街並みだ。ここからもう少し中央に入ったところに、ジャカルタ サリナデパートがある。 サリナデパートはインドネシアの国営デパート。「日本のようなデパートをジャカルタにもつくりたい」というスカルノ大統領の思いで建てられた。日本からの戦後賠償金で建設され、デパート名はスカルノの大好きだった乳母の名前から命名されている。古いデパートのため、日曜日でも客はまばらで、ローカル色の強い施設である。 そのサリナデパートの目の前で2016年1月14日に爆弾テロが発生した。標的としてスターバックスと隣の警察詰所が狙われ、一般市民5名が事件に巻き込まれて死亡した。ISが犯行声明を出し、最終的には実行犯2名の射殺により幕を閉じた…




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