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マーケティング

武藤麻代の「医食同源の現場訪問」(22)外食企業の食育活動

2017年05月10日

*はじめに*桜の季節はあっという間に過ぎ去り、緑がまぶしい季節となりました。筍、アスパラ、葉物など、スーパーの店先や食卓を飾る旬の食材にも成長する勢いが感じられます。そんな折、4月から筆者も食育のスペシャリストとして、飲食店で開催する食育セミナーに携わり、登壇する機会が増えつつあります。場所は定食メニューが定番の大戸屋。家庭食の代行業、つまり、お母さんの手づくりの味をお客に届けることを生業としています。今回はこの外食企業が取り組む食育事業についてレポートします。*大戸屋の歩み*株式会社大戸屋ホールディングスは、今から遡ること約60年前の1958年(昭和33年)、場所は東京 池袋に大衆食堂を構えたのが始まりです。創業当時の大戸屋食堂は50円均一のメニューを提供していたことから“50円食堂”として親しまれ、お…




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