相楽・長咲の「労務＆人事」最新講座 (6)

フランチャイズ　コンビニ店主も 労働組合法上の労働者？        ●　コンビニ店主も労働者？　平成22年3月24日、全国のフランチャイズコンビニ店長約200人で組織する「コンビニ加盟店ユニオン」が、岡山労働委員会に対して、セブン・イレブンジャパン（本社・東京都千代田区）が団体交渉に応じないことは労働組合法上の不当労働行為であるとする救済申立てを行いました。これに対して、岡山労働委員会は、コンビニ店主が労働組合法上の労働者に該当するか否かの判断に異例の４年間という期間をかけて検討し、最終的に平成26年3月20日に「加盟店主の独立性は希薄であり、労働組合法上の労働者である」との判断のもとに、団体交渉に応じないことは、不当労働行為であると容認して、セブン・イレブン本社に団体交渉の要求を受け入れるよう救済命…