戻る 印刷
人材マネジメント

嶋内仁の[ポスト・モダン]チェーンストア組織論(70)バックワード・チェイニング

2019年01月17日

バックワード・チェイニング(Backward Chaining=後ろ向き連鎖、逆行型連鎖、逆行チェイニング)は、もともと、人工知能などにおける推論方法の一つだが、人材育成にも応用されている。 まず、仕事は行動の連鎖(チェイン)から成り立っている。一つひとつは短い行動が鎖のように繋がって、ときには何カ月という仕事になっていたりする。例えば、営業の仕事だったら、 行動1 アポ取り 行動2 訪問 行動3 自社(自己)紹介 行動4 企画説明 行動5 見積もり 行動6 契約締結 というように、行動1~6が一連の鎖のように繋がっている。これを最初から(行動1)から順に辿っていくのをフォワード・チェイニング(Forward Chaining)といい、順行(普通)に仕事をさせる育成方法である。 これに対し、バックワード・チェイニングというのは、最…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください