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三越伊勢丹HD上期は売上高▲5.2%、営業利益▲57.9%で構造改革急務

2016年11月09日

三越伊勢丹ホールディングスは11月8日、2017年3月期第2四半期の連結決算を発表した。第2四半期までの累計売上高は5821億7300万円(前年同期比▲5.2%)、営業利益61億円(▲57.9%)、経常利益75億7800万円(▲55.0%)、当期利益83億3800万円(▲23.3%)と厳しい結果となった。 主力の百貨店事業は、売上高5323億3000万円(▲5.9%)、営業損失は4億5800万円(前期は営業利益89億5700万円)。 商品別の売上高では、婦人服が93.4%、紳士服が前期比94.2%、子供服が98.5%、呉服寝具が97.1%、衣料品全体では94.2%と、引き続き主力部門の減退に歯止めがかかっていない。商品全体で見ても、前期比で上回っているのは化粧品の110.1%だけだ。 百貨店以外の事業でも、マイナスが並ぶ。クレジット・金融・友の会事業は、売上高183億900万円(3.9%)、営業利…




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