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訪日外国人旅行者数191万8000人と増加も消費額は減少

2016年10月20日

日本政府観光局(JNTO)は10月19日、9月の訪日外国人客数(推計値)が前年同月比19.0%増の191万8000人になったと発表した。これまでの2015年9月の161万2000人を上回り、9月としては過去最高を更新した。9月は、韓国の秋夕(旧盆休暇)、中華圏の中秋節やマレーシアの学校休暇など、祝日に伴う連休や休暇があったことと、航空路線の新規就航や増便、そして継続的な訪日旅行プロモーションの効果が堅調な増加につながった。大幅な寄港増が見込まれていたクルーズ客は、台風の影響によるキャンセルが重なったが、中国を中心に70隻以上の寄港があった。これが増加を下支えした。国別では、韓国が42.8%増と4月14日の熊本地震の発生以降、初めて前年同月比40%を超える高い伸びを記録した。ほかに、インドネシア、タイ、フィリピンの伸び率が30%を超えるな…




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