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2015年百貨店調査で新宿伊勢丹と阪急うめだ店が二強2000億円超

2016年08月23日

日経MJが、2015年度の百貨店営業調査を発表した。企業別ランキングよりも、個店別の趨勢に注目が集まる。この調査は全国の百貨店86社を対象に集計したもので、今年度は82社から回答があり、回収率は95.3%だった。このうち2015年度(15年4月から16年3月までの決算期)店舗ごとの売上高の回答は76社210店舗。企業ごとの経営戦略などのアンケートについては79社からの回答があった。日経MJ紙面上では、売上高ランキング210位まで掲載されている。この調査対象210店の売上高合計は6兆3289億円で、比較可能な208店の前年比は0.5%プラスと、微増ながら2年ぶりに上向きとなった。増収店は55店。これは前年の1.7倍となり、店舗全体の26%である。一方、減収店は152店で、前年より20店減った。「爆買い」の恩恵を最も受けた百貨店業態だが、増収55店、減収152店…




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