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【2015年家計調査報告】家計消費マイナス2.3%で2年連続減少

2016年02月19日

総務省統計局は2月16日に、「2015年の家計調査報告(家計収支編)」の平均速報結果の概況が発表された。1.家計収支の概要(二人以上の世帯) 【二人以上の世帯の家計消費】 2015年の二人以上の世帯(平均世帯人員3.02人、世帯主の平均年齢58.8歳)の消費支出は、1世帯当たり1カ月平均28万7373円。これは前年に比べ名目1.3%の減少、実質では2.3%の減少となり、2年連続マイナス。名目とは、そのままの値であり、実質とは、物価変動の影響を除いた値のこと。図1は消費支出増減率の推移。東日本大震災の起きた2011年の減少のあと、2012年、2013年と増加した。しかし、2014年は消費税増税と天候不順の影響を受け、実質2.9%の減少となった。そして2015年は、減少幅が多少縮小したものの、消費税増税の影響が残り、名目・実質ともに減少。消費支出増減率…




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