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3月家計消費調査で高額品減、大幅増は何?

2013年05月07日

「本当に高額商品は売れているのだろうか?」   新聞紙上ではアベノミクスの資産効果で、 高額商品の売上げが伸びていると伝えられている。   しかし、総務省が7日に発表した 2013年3月分の家計消費状況調査(速報)。 支出総額は34万5566円で、前年同月比では 名目、実質それぞれ▲3.9%、▲2.9%とマイナスだった。   「名目」は調査時点の価格の評価で、 「実質」は物価変動を考慮した評価。   例えば、1年前の支出が1万円で 調査時点では10%増加して1万1000円だったとする。 一見すると1000円分が増えている。 しかし、期間中のインフレ率が10%であれば、 相殺されて実質は変わらないことになる。 これが名目と実質の関係。   家計消費状況調査は、 購入頻度が少ない高額な商品・サービス等への支出を 把握する…




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