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伊藤園、2013年度決算増収増益も飲料市場の競争激化で販促費かさむ

2014年06月10日

「お~いお茶」シリーズが好調の㈱伊藤園。2014年4月期決算は、売上高4377億5500万円(前年同期比8.4%増)、営業利益211億円(4.2%増)、経常利益205億1800万円(3.0%増)、純利益120億9600万円(7.6%増)と5年連続の増収増益だった。ただし、期初予想の売上高4400億円、経常利益215億円には及ばなかった。 要因の一つは、PB参入が加速する競争激化と、それに伴う販促費負担の増加。もう一つが今年2月の大雪に見舞われた天候不順だ。 カテゴリー別にみると、主力緑茶は、「お~いお茶」シリーズは緑茶、濃い味、ぞっこんともに昨年リニューアル。その効果もあり、4050億円市場の35%、1413億円を売り上げた。 (伊藤園HPより) 緑茶リーフは市場がシュリンクしていて、現在、2632億円の市場だが、その中でティーバッグ、インスタントの簡便製品が伸…




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