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ヤマダ電機2013年度決算年商2桁増でも収益性・資本生産性は低調

2014年05月15日

小売業第3位ヤマダ電機の2014年3月期決算は、売上高1兆8939億7100万円で、前年比11.3%の伸び。 売上高は前年がマイナス7.3%だったから、急回復。営業利益は342億6500万円で、1.0%プラス、経常利益は501億8700万円で、こちらは4.8%の増加。前年はそれぞれマイナス61.9%、マイナス53.1%だったから、一昨年と比べると、利益率も低迷中。その証拠に、営業利益率は1.8%と低調だし、経常利益率も2.6%。総資産は1兆1962億8800万円だから、このところ問題にしている総資本回転は、1.58回転で、総資本経常利益率は、同社発表では4.3%。これは業績悪化した昨年の4.6%をさらに下回った。つまりは何とか売上げを二桁増に持ってきたが、収益性は低調で、資本生産性はもっと下がった。これがヤマダ電機の2014年3月期決算の偽らざるところ。昨年夏は暑かっ…




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