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2013年度決算・ウォルマート&ターゲットの暗と暗

2014年02月28日

アメリカの総合スーパー2強の連結決算が発表された。2013年度のウォルマートとターゲット。ハイパーマーケット業態の衣食住薬のフルライン小売りビジネスに、暗雲が垂れ込めている。ウォルマートは既報の通りだが、連結売上高4730億7600万ドル。1ドル100円換算で47兆3076億円。前年対比でプラス1.6%。連結の最終純利益は、160億2200万ドル。1兆6022億円。こちらはマイナス5.7%。既存店成長率がマイナス0.4%。ウォルマートは苦しんだ。 事業部門別の内訳をみると、米国内のスーパーセンターを中心にしたウォルマート部門がマイナス0.6%、メンバーシップホールセールクラブのサムズ部門はプラス0.4%。そしてインターナショナル部門は売上高対前年比プラス1.3%であるものの、純利益は対前年比マイナス17.6%。これが全体の収益力の足を引っ張った。…




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