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政府「新景気指数」開発にPOSデータ活用

2013年09月17日

世界で初めてビッグデータを活用したマクロ経済指標が誕生する。   政府が現行の景気動向指数より短いサイクルで、迅速に景気の現状把握と将来予測ができる新景気指数の開発に乗り出すことになった。   現在の景気動向指数(一致指数)は、内閣府が鉱工業生産指数や大口電力使用量、商業販売額、有効求人倍率など11の指数を合成して作成している。つまり、これらは生産、在庫、投資、雇用、消費、企業経営、金融、物価、サービスの各経済部門を代表する指標。   現状では各統計の発表日にタイムラグがあり、景気動向指数の公表まで2カ月ほど要している。だから、日々変化する消費者心理を反映したものとは言えず、消費者に最も近い小売業の実感とのズレがあった。また、生産関連指数の影響が出やすい面もあった。   新指数では、日々の消…




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