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ベストバイ「価格ポジショニング戦略」で復活

2013年08月21日

業績低迷に苦しんでいた世界最大の家電チェーンストア、ベスト・バイ。 会社建て直しのプロとして知られるヒューバート・ジョリー氏がCEOに就任してから1年。そのリストラ効果が現れている。   20日に発表した2014年度第2四半期決算は、純利益が2億6600万ドル(約266億円、1ドル100円換算)で、前年同期の1200万ドル(約12億円)から大幅増となった。   ジョリーCEOの前職はマッキンゼーの経営コンサルタント。ベスト・バイの膿を出すために「Renew Blue」と呼ばれる広範なリストラ策を実行する。全体で7億2500万ドル(約725億円)のコスト削減を目指すが、すでに年間にして3億9000万ドル(約390億円)分のコストを絞り出した。   ジョリーCEOはこの1年の間に、マネジメントの簡素化や人員削減、店舗閉鎖などを果断に実行。欧…




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