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スーパー769社調査 中小の減収・赤字鮮明

2013年08月20日

小売業界で企業規模の大小が業績を左右し始めている。   20日に発表された帝国データバンク(DB)の「全国スーパーストア769社の経営実態調査」。 ここで言う「スーパーストア」には、総合スーパーとスーパーマーケットが含まれる。 だから、日本チェーンストア協会が発表する「チェーンストア販売統計」の対象範囲に近いと考えてよいが、ただし日本チェーンストア協会の加盟小売企業数は57社。ニトリやダイソー、ゼンショーなど特徴のあるチェーンストアや外食チェーンもあって、総合スーパーと食品スーパーマーケットの分類ではない。 さて、この調査では、売上規模によって業績の好不調が鮮明になった。売上規模別の増減収推移では、「1000億円以上」の35社中17社(48.6%)が2期連続増収。増収転換の2社(5.7%)と合わせ半数以上にあたる1…




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