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月刊商人舎 2026年05月

 Message of May 


異常値を疑え。

2026年05月11日

「異常値販売」が大流行したことがあった。 あっちもこっちも「異常値、異常値」。 辟易するほどだった。 異常な数値が現れる。 それは問題の発生を意味する。 対応のオペレーションが必要になる。 さらに異常値を放置すると需要予測が狂う。  異常値を見逃すと在庫管理をミスする。 過剰在庫か、在庫不足かがわからなくなる。 さまざまな分析に齟齬が生じる。 店舗評価、商品評価を間違う。 場合によっては人の評価も誤る。 しかしブームを起こした「異常値販売」は、 通常はあり得ない状態を意図的につくれと促した。 経営資源を集中させて業績を跳ね上げよと命じた。 伸びているところを伸ばす。 これは業績を向上させるための王道だ。 それは自然な政策だ。 けれど意図的に「異常値」をつくろうと、 普通の会社がやらない施策を実行す…




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