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月刊商人舎 2024年10月

 CASE STUDY Ⅰ 


ヤオコー久喜吉羽店(891坪)

「北の旗艦店」はミドルシニア層特化の地方型だ!

2024年10月10日

「設計段階から『北の旗艦店』と決めていた」 川野澄人㈱ヤオコー社長は久喜吉羽店の開業に当たって、はっきりとコメントした。9月6日(金)、埼玉県の東部に位置する久喜市にオープンしたヤオコー久喜吉羽店は同社最大規模の891坪の売場面積を誇る“北エリアの旗艦店”である。 ヤオコーは2024年3月末時点で187店舗のネットワークを敷く。1都6県すべてに出店する現在、この店舗網のさらなる充実のために「南北政策」を掲げる。 すなわち埼玉県北部、群馬県、茨城県、栃木県を「北エリア」、発祥の埼玉県主要部を中心に東京都、神奈川県、千葉県を「南エリア」に設定して、関東地方の南北に積極的に出店する作戦である。そこで組織面でも2022年から北エリアを販売第一部、南エリアを販売第二部に分けている。 南エリアでは従来の厚いドミナントの上に…




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