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月刊商人舎 2024年10月

 CASE STUDY Ⅲ 


万代住之江公園店(536坪)

「色を出せ」「良さを出せ」「らしさをつくれ」のブランディング店舗

2024年10月10日

「万代の良さを出せ、色を出せ」 阿部秀行㈱万代社長は言い続ける。 万代らしさを店と売場と商品に表現する。万代の武器をもっともっと表に出して、顧客と地域にアピールする。 万代は9月17日(火)、大阪市住之江区に「住之江公園店」を新規開業した。この最新店には阿部社長が強調するブランディングやポジショニングが強烈に表現された。 ㈱万代は2024年2月決算で年商約3863億円を稼ぎ出し、2府4県に167店舖(2024年9月時点)を展開する。関西圏最大規模のリージョナル・スーパーマーケットチェーンだ。万代の商品力と販売力はその関西で群を抜いている。きらびやかさや派手さはない。その万代の強さを理解する学者やジャーナリストは多くはない。 しかし万代の生鮮食品の調達力と商品化技術や惣菜の味とお買い得感、そしてメーカーやベンダーと…




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