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月刊商人舎 2023年07月

 [特別鼎談 新谷千里×鈴木國朗×結城義晴] 


「守りの運営×攻めの経営」とその優先順位!?

<第2部 攻めの経営>

2023年07月10日

 第2部  攻めの経営  鈴木 私は明治屋の小売部門出身ですが、店では来店されたお客さまに心地よい環境の中で、いかに買物を楽しんでもらうか、喜んで商品を選んでもらうかを考えるように、と教育されました。これが「基本」としてあります。そのためには商品の知識を得て、お客さまにアドバイスしたり、接客したりすることが必要になります。でもそうした企業や店はいまどれくらいあるのでしょうか。コロナの影響もあったかと思いますが、だんだん少なくなっている気がします。でもリアル店舗の価値は、顧客視点が基本にあると思っています。 結城 そのためには無駄を省いて時間や精神的な余裕をつくらなければならない。それが新谷さんの言う「守りの運営」です。それがあって「攻めの経営」ができる。 鈴木 守りの運営をしながら、選ばれ…




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