#23 業態ワード

  コングロマーチャント(Conglo Merchant) コングロマリット(Conglomerate)とマーチャント(Merchant)　を合わせた商人舎の造語。 チェーンストアのための必須単語1001では「コングロマリット」を「複数の産業にまたがる多角経営体。対象マーケットがそれぞれ異なる場合に使う」と解説している。比較用語に「コンツェルン」を挙げている。その意味は「同一市場(客層)を対象にした多角経営事業グループ」。 商人舎のこの定義集では「小売業、フードサービス業、サービス業を母体として、複数業態を傘下にもつ事業形態」とする。複数産業ではなく、複数業態にまたがる多角経営体だから、コングロマリットではないし、コンツェルンもピンとこない。だから、コングロマーチャントと呼ぶ。 具体例ではイトーヨーカ堂がセブン-イレブン、ダイエーがローソ…