アマゾンにブレーキがかかった。米国パンデミックが終息を見せた2022年12月期のことだ。この3年間は31％増、38％増、22％増だったが最新決算は9.4%増。それでも5140億ドル（66兆8200億円）。ウォルマートと1000億ドルの差に迫った。営業利益は122億4800万ドルと半減、純損失が27億2200万ドルとなった。北米の売上高は13%増の3159億ドルも28億ドルの純損失(前年は73億ドルの利益)。パンデミック下でEC需要が極端に伸びた。人員も投下した。その反動は大きい。とは言え、ウォルマートをはじめとするリアル店舗が、ECを強化して急追したことも大きい。 アマゾンはチェックアウトレスのコンビニ「アマゾン・ゴー」、スーパーマーケット「アマゾン・フレッシュ」を展開している。アマゾン・ゴーは2018年1月にシアトルで一般公開して28店舗を、アマゾン・…