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月刊商人舎 2022年08月

 特集のまえがき 


「営業と商売」の「戦略と戦術」

2022年08月10日

㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 「営業」は「事業を営むこと」、「その営み」。または「営利の目的で行う事業」のこと。特に「企業の販売活動」のことを意味する。「あなたの仕事は?」「営業です」と答えるのは企業の販売部門を担うセールスマンである。つまりこの場合、営業はsalesのことだ。定義は多岐に渡る。一般化されているからこそ、曖昧な言葉と考えられる。 一方、「商売」は「商うこと、売ること」、「利益を上げる目的で物を売り買いすること」。こちらも一般化されてはいるが、シンプルだ。 ㈱ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長も、㈱万代の阿部秀行社長も「商売人」という言葉を好む。 だが、日本のチェーンストアはこの「商売」や人間の機微に訴える「営業」をどこかに置き忘れてきた。  渥美俊一から鈴木敏文へ  その…




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