戻る 印刷
月刊商人舎 2022年02月

 ビジュアルレポート 


ロピア神戸岩岡店

「小さな街の大きな店」と非食品アソートメントへの挑戦

2022年02月10日

ルネ・ユーリックの原理のひとつが「小さな街には大きな店を、大きな街には小さな店を」である。 岡田卓也イオン㈱名誉会長相談役は、これに固有名詞を当てて、言い換えた。 「小さな街にはウォルマート、大きな街にはセブン-イレブン」。 いまイオンは、「小さな街にはイオンモール、大きな街にはまいばすけっと」で成果を上げている。ルネ・ユーリックはイオンのなかで生きている。 大きな街は、豊かなマーケットであるけれど、競争も激しい。したがって、特徴のある店でなければ存在価値はない。つまりユニークなポジショニングが必需なのである。大きな街の小さな店は、店舗のブランド力があって、スペシャライズされた存在でなければならないのだ。 セブン-イレブンはそのポジショニングにおいて、世界に冠たるフォーマットである。ただしコ…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください