戻る 印刷
月刊商人舎 2021年11月

 セブン&アイ・ホールディングス 


井阪隆一「7-Eleven 一本足打法」

2021年11月10日

㈱セブン&アイ・ホールディングスの2022年2月期第2四半期決算説明会は10月7日、電話会議方式で行われた。 井阪隆一社長は、日本と米国のセブン-イレブンを中核とした世界戦略の方向性を描いてみせた。セブン&アイはすでに世界一のコンビニエンスストア・チェーンを日米で展開しているが、そのコンビニ業態を基軸にして、グローバルなポジショニングを意図し始めたのだ。 それはセブン&アイ・ホールディングスのもとに、日本のセブン-イレブン・ジャパンと米国のSeven Eleven Inc.とが連携して7-Eleven International LLCを設立したことである。今後は、この7-Eleven International LLCが中心となって、コンビニの「セブン-イレブン」をグローバル展開していく。 そのために3つのフィールドでグローバル成長を企図している。 第1はライセンシ…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください