日本のスーパーマーケット競争は蛻変(ぜいへん)を果たすか!

　 万代香里西店 300坪のオーソドックスなチェーンストアは生鮮＆NB＆惣菜の強みを保持して慌てず騒がず、自社の大感謝祭ですぐにお客を引き戻す 万代香里西店は、香里園駅前から続く商店街のちょっと外れの住宅地の導入部分に立地する、屋上と店舗前面に駐車場を51台分有した売場面積300坪のスーパーマーケットである。 オープンは2005年。周辺は昔、多数の畑がある立地だったが、現在ではそれらはすべてずらりと並んだ高層マンションへと姿を変えた。 そうした分厚い商圏人口があるうえに、万代自体周辺地区にさらに５店舗を擁するというドミナント効果から、店舗の知名度も地域からの信頼感も高い。 したがって、2016年の改装オープン後もドル箱店舗として売上げを伸ばし続けている。 「万代の300坪タイプは小型店ながら最低でも年商20億…