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月刊商人舎 2020年05月

コロナ禍の日本商戦をビッグデータで読み解く

スーパーマーケットとドラッグストアの商売は変容した!<Part 3>

2020年05月11日

 商品カテゴリ分析のまとめ  ドラッグストアとスーパーマーケットの商品カテゴリ別の伸び率を見ても、お客が求める需要の相違と変化がわかった。需要の変化にメーカーはどのように対応しているのか。 宮本隆さんは「乾麺メーカーやホームメーキング商材のメーカーは多忙を極めている」。一方で、ドラッグストアでは高価格帯のメイクアップ商品が大きく落ち込み、「危機意識が強い企業もあるが、コロナだから仕方がない、とややあきらめムードが漂っている企業もあるようだ」と評価する。 高額化粧品は飲食業やサービス業に携わる20代、30代の女性たちが緊急事態宣言で仕事そのものをなくし、使用する機会が激減している。それが顕著に売上低迷につながっている。ブランドスイッチも今後起こるだろうと宮本さんは見ている。 また、レストランなど…




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