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月刊商人舎 2019年11月

 ㈱セブン&アイ・ホールディングス社長 


井阪隆一

業態別の構造改革とリストラ策を打ち出す

2019年11月11日

㈱セブン&アイ・ホールディングスの2020年2月期上期業績は、夏場の天候不順や店舗閉鎖の影響もあって、営業収益が前年を下回った。ただし営業利益と純利益は過去最高益を更新し、計画を大きく上回った。国内外のセブン-イレブン事業とセブン銀行が牽引した。井阪隆一代表取締役社長は2019年10月11日にベルサール渋谷ファーストで行われた業績発表会の冒頭で、「やはりイトーヨーカ堂とそごう・西武の苦戦が鮮明になっています」と述べ、「構造改革」と称するリストラ策を打ち出した。ちなみに消費増税に関するコメントはなかった。     イトーヨーカ堂の構造改革 自主MD縮減・食品館分離で1700人削減 ㈱イトーヨーカ堂は4年前の2015年度に約140億円という多額の営業赤字を出した。その後、構造改革に着手した。 「2016年以降から今期…




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