印刷プレビュー
月刊商人舎 2019年02月

 Henry Mintzberg 


ミンツバーグ「マネジャーの時間管理」

トップにとって「時間は無理やりつくるものだ!」

2019年02月12日

㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 ヘンリー・ミンツバーグ(Henry Mintzberg)はピーター・ドラッカー亡き後、マネジメントの最高権威となった。1939年9月2日生まれの79歳。モントリオール生まれのカナダ人で、マギル大学デソーテル経営大学院のクレゴーン記念教授である。 その代表著作が『マネジャーの仕事』(奥村哲史/須貝栄訳)。原題は『The Nature of Managerial Work』。この中でミンツバーグはマネジャーの「時間管理」を述べている。 ミンツバーグは「良きマネジャーは教室では育成されない」と主張し、『MBAが会社を滅ぼす』を上梓して、マネジャーの正しい育て方を提案する。この中でも、それまでの純理論的な経営理論を批判している。 『マネジャーの仕事』は、実際のCEO5人の活動に随行して、つぶさに観察し、そこから得られた…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください