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月刊商人舎 2019年01月

 「特別企画」 比較広告の品格 


比較広告「ペプシの挑戦」に学ぶ

2019年01月10日

㈱綜研情報工芸顧問 土井弘 比較広告は、一般的には「競合する他社の製品と比較することで、自社製品の優れた点を顧客に伝える広告」です。 アメリカでは1970年代から頻繁に使われてきました。日本ではチラシ広告などで、適正な比較でないものや、比較の根拠のないものなど、消費者に誤認される不当表示が目立ったこともあって、1987年に公正取引委員会が「比較広告ガイドライン」をつくりました。 この公正取引委員会の定義では、「自己の供給する商品または役務について、これと競争関係にある特定の商品等を比較対象商品等として示し、商品等の内容又は取引条件に関して、客観的に測定または評価することによって比較する広告をいう」と表現されています。 そして、具体的に適正な比較広告の3条件も示されました。 1.比較広告で主張す…




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