戻る 印刷
月刊商人舎 2018年11月

 平成最後の小売業再編〈3日間ドキュメント〉第3弾 


セブン&アイ構造改革

2018年10月11日(木曜日)

2018年11月12日

10月11日午後4時30分。ベルサール半蔵門2階。㈱セブン&アイ・ホールディングスの2019年2月期中間決算発表記者会見。会見場の壇上に登ったのは井阪隆一社長、後藤克弘副社長、伊藤順朗取締役常務執行役員の3名だ。しかし会見は井阪社長の独演会の様相を呈した。 ㈱セブン&アイ・ホールディングス(以下セブン&アイHD)は、㈱セブン-イレブン・ジャパンと総合スーパーで始祖企業の㈱イトーヨーカ堂が中核となったコングロマリットである。 スーパーマーケットでは東北の雄㈱ヨークベニマルと首都圏の㈱ヨークマート、㈱シェルガーデン、百貨店では㈱そごう・西武、さらに米国の7-Eleven, Incが準中核企業と言えるだろう。 そして専門店チェーンの㈱赤ちゃん本舗、㈱ロフト、外食の㈱セブン&アイ・フードシステムズ、金融サービスの㈱セブン…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください