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月刊商人舎 2018年11月

 特集 


「Retail同盟」三極三占!!

イオン+フジ/セブン&アイ/ユニー・ファミマ&ドンキ「M&Aの真実」を追う

2018年11月12日

10月10日、イオンは傘下のスーパーマーケットと総合スーパーの国内経営統合指針を明らかにした。翌11日にはユニー・ファミリーマートホールディングスがドンキホーテホールディングスとのM&Aを公表した。すると続いて12日にはイオンと中四国の雄フジとの資本業務提携が発表された。日本小売産業が平成最後の再編に向かう。「Retail同盟戦線」異常あり!! 産業レベル、業態レベルで、寡占から三占、複占へと至る。これが本誌の見解でもあるが、それが総合スーパーとスーパーマーケットの両業態を舞台にして、具体化してきた。その背景には「食」を中心にした総合スーパーの雪崩的業態変質現象がある。それは日本だけのことではない。アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、そして中国。グローバルな視野で、21世紀小売産業の「M&Aの…




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