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月刊商人舎 2017年08月

 Case Study 4 


カインズ「DIY Style」

裾野は広く、敷居は低く、ワークショップで顧客創造する

2017年08月10日

広島LECT店のワークショップ。毎回、多くの女性が参加する。食べ物ならば、試しに食べてみる。食べさせてみる。つまり「試食」。着るものなら、試しに着てみる。着させてみる。つまり「試着」。そして使うものなら、試しに使ってみる。使わせてみる。これが「試用」。日本のホームセンター第2位の㈱カインズ(埼玉県本庄市、土屋裕雅代表取締役社長)ではDIY市場を活性化するために、さまざまな「試用」の取り組みを行っている。そのうちの一つが「DIY Style」だ。「DIY Style」はカインズが運営するDo It Yourselfを実践するサークルである。顧客は自分でデザインを起こし、材料を集め、そして実際につくる。カインズは自ら制作する楽しみを知ってもらうことを目的に、ワークショップや各種イベントを開催し、自らお試しするDIYを推進している。「DIY …




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