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月刊商人舎 2016年10月

 2016年末年始商戦への特別寄稿① 


クラスター分析による「仮説・実行・検証」

「初めてのおせち」を切り口に新規顧客を獲得しよう!

2016年10月11日

㈱紀文食品 正月商品マーケティング担当    山本真砂美2016年の年末年始商戦を活性化するために重要なことは、生活者のお正月の暮らしの実態を知ることです。紀文食品では毎年、おせちの用意率や来客状況を調査しています。今年も20代~60代の7016名を対象にインターネット調査を実施しました。(※編集部注:資料はすべて紀文食品作成のため表記はそのままとした。)   正月の顧客・生活者の暮らしを知る  おせちの用意率は、この7年間微減傾向にあり、来客率もまた、この3年間変化がありません(図1・2)。 図1  おせちの用意状況      図2  来客の有無   おせちの用意率と喫食率を来客状況と合わせて示したのが図3です。おせちをまったく食べなかったと答えた人は全体の22%になっています。またおせちの用意率は年代が上がるにつれて…




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