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月刊商人舎 2016年10月

情報・統計リテラシーと情報責任

2016年10月11日

情報に対する態度は、あまりに粗雑である。 データに対する感性は、鈍感すぎる。 ビッグデータに対しては、無頓着すぎる。 あるいは臆病すぎる。           これらの企業姿勢や           組織体質に行き当たるとき、           故ピーター・ドラッカーの           慧眼には           心底、驚かされる。 ㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴     Prologue  ―――――――――  ドラッカーの「情報リテラシー」とは? 2002年の著作『ネクスト・ソサエティ』。その第3章のタイトルは、そのものずばり、「コンピュータ・リテラシーから情報リテラシーへ」。 まず「コンピュータ・リテラシー」はドラッカーとIBM創業者のトム・ワトソンとの造語である。「読み書き算盤」のよ…




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