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月刊商人舎 2016年08月

 徹底議論 


「商品前線」理論のすべて

天候MDの現在と未来を語り合う

2016年08月10日

第2部  「商品前線」理論の要諦    ●POSデータと気象データとの相関関係結城 品種別に「商品前線」をつくるとして、どのような手順を踏むのですか。 常盤 基本的には2013~15年の3年間のPOSデータと、そのときの気象、主に気温との関係から、「前線」を読み解いていきます。実績のデータなので、今年はこうなるという予測ではありません。 結城 全国パネルのPOSデータでなければいけませんね。 常盤 過去3年間のPOSデータのなかで、売れた日の気温との関係を見たときに、ある温度以上になった場合、あるいはある温度以下になった場合に、販売数の伸びが大きくなる。商品ごとにそういう「変局点」があって、それがだいたい何度くらいで、いつ頃なのかを解析して、「商品前線」として表していきます。 結城 たとえば「牛肉しゃぶしゃぶ用前…




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