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月刊商人舎 2016年08月

40商品前線カタログ


商品前線作成の考え方

2016年08月10日

商品前線を作成するにあたって、2013年から2016年までの3カ年のPOSデータを用いた。㈱ライフビジネスウェザーと、カスタマー・コミュニケーションズ㈱保有のPOSデータ全国パネル(TRUE DATA)を合算し、一般標準傾向とした。販売動向変化の見極めに、気象要素と販売数量の関係をグラフ化して解析した。横軸に気温、縦軸に販売数の散布図を描くと、1年分であれば365個の点が図中にプロットされる。そのプロットには何らかの指向性がみられることが多い。それが商品の気象特性ということになる。プロット全体が右上から左下を結ぶ方向で集まっている傾向が見られる場合、気温が高ければ販売数が多く、気温が低ければ販売数が少ないことになる。これは昇温商品をプロットしたときの典型的な分布である。一方、プロット全体が右下から左上を結ぶ方向…




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