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月刊商人舎 2015年04月

ノンストアリテイリング――


需要と現実のディレンマからの解脱

2015年04月10日

日本の小売業はオーバーストアだ。顧客の数に対して、実店舗の数が多い現象。つまり店舗の供給過多、過剰出店の状態。それでいて、「ネットスーパー」や「移動スーパー」が、史上何度目かのイノベーションを起こして、超のつく話題を振りまく。 少子高齢化の常套句を出すまでもなく、人口は減少トレンドにある。そのうえ、オーバーストアなのに、ノンストアリテイリングが隆盛する。 減り続ける人口に対して、これでもかと次々に便利なシステムが提供される。これは消費天国なのか、はたまた飽食の極楽なのか。デジャヴのような錯覚。しかし、この見方には頷けない。 ニーズは確かにある。だから試みる。しかし現実はコストを吸収できない。赤字の垂れ流し。だから「買物難民」対策のための「社会奉仕」と位置づける。しかしそれではビジネスで…




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